shimaです。こんなご相談に答えてみたいと思います。
【相談】結婚を決めてくれない彼氏、どうしたらいいですか？？
友達の紹介で彼と知り合ったのは社会人二年目の２４才。平日はお互い仕事があるので夜待ち合わせて食事をしたり、最近は金曜の夜から週末にかけて一緒に過ごすことも多いです。
私は実家、彼は一人暮らし。彼の家に行くことがほとんどです。性格も合うし、生活パターンやお金の感覚も似ていて、私は生涯のパートナーとして文句なし！って思っています。
「３０才くらいで結婚したいなー」「子どもができたらこんな子に育てたいなー」なんて会話は結構していたのですが、３０才を超えた今、彼から「結婚」の「け」の字も出てきません！
私はいつまでこの状態なんだろう・・と不安で仕方ないです。
彼が結婚するメリットってなんだろう？
彼が結婚を切り出さないのは「今結婚しても今以上にメリットがないから（＝しなくてもデメリットもないから）」です。
おおよそ、これに尽きます。
・結婚したら家事を全部やってもらえる。
・結婚したらあなたとずっと一緒に居られる。
・結婚したら会社で出世する。
・結婚したら親が安心する。
・結婚したら子どもを持てる。
ｅｔｃ・・
これらはメリットです。
（注：結婚したら女性が家事をやならきゃいけないわけでもないし、子どもを持つのが前提でもないですよー。わかりやすい例として挙げています。）
たぶんですね、これらが全部「独身の今」叶ってしまっているｏｒあんまり関係・興味がない状況なんです、彼は。
男性は面倒なことはしたくない、これ基本です。
今が十分満足なのに、なぜにわざわざ結婚式場探しをして体験会に行ってドレスの試着をして・・とイロイロなことをせっかくの休日にやるのか！？両親への挨拶やその他モロモロしきたり的なこともやらなきゃいけないし、そして何より自由がなくなりそうだし。
それで、ぼくって何かトクするの？
・・・とまでは言わないと思いますが、ホンネの部分では多かれ少なかれこんな感じだと思います。
結婚を切望する男性って・・？
例えば幼いころに家庭の不和があって「自分はなんとしても幸せな家庭を築くぞ」とか、旧来型の会社に勤めていて「結婚してこそ一人前」なんていう古い価値観を押し付けてくる人が周りにいるとか。
強い願望というのは、何かのマイナスのエネルギーから湧いてくることが少なくないのです。
それが彼にはないわけで、すなわち良くも悪くも無難な彼、なのかもしれません。
もちろん、まだまだ遊びたい！とかいう人でないこと前提でね。
あなたが彼に尽くし過ぎてる可能性も！？
週末に彼の家で過ごすとき、彼の胃袋をつかもう！とばかりに手料理をがんばったり、
掃除もしてあげちゃったり、はたまた洗濯や片付けまでやっていませんか？
これじゃあ、すでに「ほぼ奥さん」じゃないですかっ！
彼は結婚せずとも身の回りのことをぜーんぶやってくれる優しいあなたが、
既に手に入っているのです。
彼女＋お母さん、って感じかもしれません。
あなたは良い奥さん像をアピールしているつもりでも、いつしかそれが逆効果に、という悲劇。
もし「当てはまるかも」と思ったあなたは少し行動を変えるべきです。
でも今までやっていたあれこれを止めたら、彼に嫌われない？→大丈夫です。
というか、それで彼の気持ちが離れていくならそれまで。
結局は身の回りのことをやってくれるっていう部分が求められていただけです。
そんな彼と結婚しても先は見えていますよ。
そんなに家事とかやってあげてもいないけど、、？
彼の身の回りのことをやりすぎてもいない、という場合には。
・彼が経済的な自信を持てていない。
・結婚に対してネガティブなイメージを持ちすぎている。
とこんなところが理由です。
男女平等が叫ばれる今でも、やっぱり結婚するからには家族を養うのは自分と考えている男性も多いのです。
そして男性はプライドが高く傷つきやすいもの。
あなたには言わなくても、自分にはあなたを養うほどの経済力がないと思っているのかもしれません。
この場合の対処法は、
あなたの描く結婚後のライフスタイルを伝えつつ、彼を安心させる。
のが効果的です。
あなたが結婚後にどれくらいの生活レベルを想定しているのか、そしてそれを叶えられるのか、を彼は考えるわけです。
持家or賃貸、住む場所、外食や旅行の頻度など。
おつきあいが長いからだいたいわかるでしょ、と思うかもしれませんがそうではありません。
男女ともに「結婚」を機に相手が変わるかも、という気持ちがあるものです。
今はお互いの感覚が合うと思っていても、本当にこのままで大丈夫かな？もっと派手で余裕のある暮らしを求めるようにならないかな、なんて心配をしていることもあるのです。
そこであなたは「結婚したら週１回は外食したいなー」「旅行は年２回でいいや、貯金したいし」
などなど、具体的な数字を入れた会話を心がけてみてください。
ここで注意！なのはあなたの「本音」を語ること。
結婚したいからといって欲望をセーブしたことを語ってはいけません。
もしそこで無理をしても、結婚後に不満が噴出すること必至です。
これで彼に「自分の経済力でもやっていけそうかな」と判断する基準ができます。
男性は数値目標とゴール、それを達成できるかどうかを考えることが多いので、
漠然とした不安を彼自身が解消できる状況になるのです。
専業主婦か働き続けるかでも答えは違うんじゃない？
そう、それによって彼の収入だけではなくあなたの収入を足せば理想の生活を実現できるというケースもありますよね。
でももし彼が経済的な自信がなくて結婚を切り出さない場合には、あまり関係ない質問です。
結果としてあなたが働いても、働かなくても「自分一人で養えるのか」と考えがちだからです。
「私も働くから大丈夫だよ」という言葉は、プライドの高い彼には言わない方がよいです。
shimaの回答・まとめ
今と同じ関係を何も言わずに続けたら、結婚に結びつかない現実もずっと同じ
あなたの行動、言動を少し変えて彼に「考える材料を与える」解決法をアドバイスさせていただきました。
無理に押してもあまり効果はないし、彼はかえって引いてしまうかも。
それよりも
・彼の身の回りのことをやりすぎているなら、控えてみる。
・彼が経済的な判断ができるように、結婚後のビジョンを数字を入れて具体的に話してみる。
この二つを実行してみるのはいかがでしょうか。
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