近年、ウェディングの装花やブーケなどでドライフラワーは人気を集めています。
ドライフラワー=枯れた花で茶色というイメージを持っている人が、まだまだ多いとは思います。
しかし、今人気のドライフラワーは驚くほど彩り豊か。
乾燥させることで、生花のころの形ではない状態になる花がほとんどですが、そこがドライフラワーの楽しさのひとつとなっています。
そんなドライフラワーのアレコレや、おうちで楽しむ方法をご紹介します!
そもそもドライフラワーとは
ドライフラワーはその名の通り、乾燥させた花材。
乾燥方法としては、自然に乾燥をさせていく方法と乾燥剤を使う方法が一般的。
乾燥することで、カサカサとした感触になり、花によって固くなるものから色が変化するもの、形が変わるものなど様々な変化をします。
花によってドライフラワーに向いているものとそうでないものがあります。
代表的な花でいうとスターチスという花があります。
お墓や仏壇へあげる仏花としてよく見かける花。
そのスターチスはドライフラワーになっても花部分の色が長い間ほとんど変化をしません。
最近では花の色が増えて、ドライフラワーとして人気のある花となっています。
ユリなどはドライフラワーに向いていない花のひとつです。
そもそもドライフラワーにしようと思っても、花びらが乾燥させる前に落ちてしまうことがほとんど。
乾燥させる環境にもよって出来が異なってくる部分もありますが、ドライフラワーを作るならば、向いている花の種類を知っておくと良いでしょう。
一般的なドライフラワーの作り方
ドライフラワーは、自然乾燥と乾燥剤で作るのが一般的とお伝えしましたが、具体的にどんな風に行うか、またそのポイントをご紹介いたします。
自然乾燥の方法
自然乾燥させる場合、花を上下逆にして壁などに当たらないように浮かせながら乾かすのが基本です。
また、自然乾燥といっても日本は基本的に湿度が高い地域が多い国なので、そのままただ吊る下げておくだけでは成功しない場合があります。
そのため、除湿機をつけながら行なったり、できるだけ室内が乾燥している状態にする必要があります。
花によって乾燥期間は異なり、早いものだと1週間かからないものもあります。
長いものだと1ヶ月ほどは見ておいたほうがいいものなどがありますので、実際に触りながら、少しでも生花っぽい感触があれば乾燥を続けていきます。
乾燥剤を使用する方法
よくドライフラワー制作で使用する乾燥剤として、シリカゲルという素材が登場します。
方法としては、そのシリカゲルに生花を埋めて乾燥させていきます。
湿気や直射日光などの外的要因が少ない分、埋めてしまえば基本的に作ることができます。
乾燥させたい花が大きい場合は、乾燥剤を入れる箱とその分の乾燥剤が必要になるので、事前に準備をする事があるという点では自然乾燥より手間がかかる方法といえます。
ドライフラワーにするときのポイント
ドライフラワーをおうちでやってみたけれど
- 失敗して色がほとんど残らない
- 枯れた花みたいになってしまった
という経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ドライフラワーにしようとするタイミングは時々で異なります。
例えば、花束としてもらった生花の花を水を入れた花瓶に入れて飾っていました。
しばらくすると生花としては元気がなくなってきたタイミングで水から上げて乾燥をはじめた、というパターンが比較的多いのではないかと思います。
この方法ですとキレイなドライフラワーを作ることは難しい状態であるといえます。
それを切花として長く楽しむために水を改めて茎の中に浸透させたものでは、まず乾燥に時間がかかってしまい、時間がかかることでだんだん茶色になっていってしまうのです。
また、元気がなくなってきた花は、つまりは花びらがとれそうになってきていたりするものなので、乾燥させると花びらなどはよりとれやすくなり、こちらも乾燥させるのに良い条件であるとは言えません。
ではどのような状態の花がドライフラワーとして作りやすいか。
それは植えてある部分から切ってきたものをそのまま乾燥させてしまうのがまず理想です。
切花の場合は、水につけてしまう前に乾燥させることが基本です。
切花に水分を入れてしまうと、もちろん生花として元気な状態にはなりますが、満タンに水分を入れ込んでいるのと同じ状況になるので、水分を抜くの難しくなり、抜けたとしても時間がかかり、上手にドライとして仕上げられなくなってしまうのです。
おうちでドライフラワーを作ってみよう
そんな作り方のポイントがあるドライフラワーですが、まずは自宅にある花を乾燥させてチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
もし失敗してしまっても花びらだけにして、それを瓶などに詰めるだけでもかわいいドライフラワーのアレンジになります。
ぜひご自宅でドライフラワーを楽しんでみてくださいね!